この日は春日部中央公民館に東埼玉地区のベンチャースカウトが集まり、ベンチャーフォーラムが開催されました。
換気・検温・マスク・ソーシャルディスタンス、そしてZOOMでも参加できるという、まさに「with コロナ」の新しい活動様式。
テーマはやはりSDGs。
「私達に出来る社会貢献活動とは」
各団で話し合って来たことを持ち寄って、東埼玉地区ベンチャー隊として絞り込んだものを、埼玉県のベンチャーフォーラムに提出します。
こんな壮大なテーマで、イマドキの若者はどんな意見を出すんだろう…出せるのか??
と不安に思っていた副長の心配はどこへやら。
みんな積極的な意見が出るわ出るわ。
地域の美化、食品ロス…様々な課題が飛び出す中で、みんなの興味が集まったのが「献血」でした。
常に輸血用の血液が不足しているらしい。
ボーイスカウトベンチャー隊として、献血への協力を呼び掛けられないか。
そういえば、献血ってどこでやってるんだ?
成分献血ってなんだ?何歳からできるんだ?
たしか、赤い耳をした献血キャラクターがいたような?
あのキャラの名前はなんだ?
みんなすぐさまスマホ先生で検索です。
「けんけつちゃん」
「……」
「…なんか、夜中2時過ぎまで掛かった会議で決めたみたいな名前だよね…」
…とにかく、献血について知らないことが多過ぎる、ということが判明したので、
予定外ですがもう一度集まって、各自調べたことをまとめてから県に持って行くことにしました。
「社会貢献」と言われて、普通イマドキの若者が自分の意見を言えますか?
私が「イマドキの若者」だったちょっと昔でも、とても反応できたとは思えません。
できるんですね、ベンチャースカウトは!
考えてみれば、彼らはボーイ隊、カブ隊、ビーバー隊で、地域の清掃や募金などの奉仕活動に慣れていて、
だから、そうした活動の主体になることに、なんら抵抗や萎縮を感じない青年に育っているんですね。
しかも、進行してくれた宮代第1団の須藤君を筆頭にみんな、
自分の意見は発表する、他人の意見は否定しない、
発言に制約を加えず自由な発想を広げながらも、現実の活動として落とし込む目的は忘れない、
和気あいあいとしながらも、素晴らしく充実したディスカッションでした。
ベンチャースカウトともなると、こんなことができるんですね!
社会人だって、できない人がどんなに多いことか…
次回活動は8/16(日)13時~16時、
場所は同じく春日部中央公民館、服装自由です。
前回来れなかったスカウトも集まって、より濃い活動ができることを期待しています!
文責:岡井
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