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ベンチャーフォーラム(東埼玉地区)

更新日:2020年8月14日

この日は春日部中央公民館に東埼玉地区のベンチャースカウトが集まり、ベンチャーフォーラムが開催されました。


換気・検温・マスク・ソーシャルディスタンス、そしてZOOMでも参加できるという、まさに「with コロナ」の新しい活動様式。


テーマはやはりSDGs。

「私達に出来る社会貢献活動とは」


各団で話し合って来たことを持ち寄って、東埼玉地区ベンチャー隊として絞り込んだものを、埼玉県のベンチャーフォーラムに提出します。


こんな壮大なテーマで、イマドキの若者はどんな意見を出すんだろう…出せるのか??


と不安に思っていた副長の心配はどこへやら。

みんな積極的な意見が出るわ出るわ。


地域の美化、食品ロス…様々な課題が飛び出す中で、みんなの興味が集まったのが「献血」でした。


常に輸血用の血液が不足しているらしい。

ボーイスカウトベンチャー隊として、献血への協力を呼び掛けられないか。


そういえば、献血ってどこでやってるんだ?

成分献血ってなんだ?何歳からできるんだ?

たしか、赤い耳をした献血キャラクターがいたような?

あのキャラの名前はなんだ?


みんなすぐさまスマホ先生で検索です。


「けんけつちゃん」


「……」

「…なんか、夜中2時過ぎまで掛かった会議で決めたみたいな名前だよね…」


…とにかく、献血について知らないことが多過ぎる、ということが判明したので、

予定外ですがもう一度集まって、各自調べたことをまとめてから県に持って行くことにしました。


「社会貢献」と言われて、普通イマドキの若者が自分の意見を言えますか?

私が「イマドキの若者」だったちょっと昔でも、とても反応できたとは思えません。

できるんですね、ベンチャースカウトは!


考えてみれば、彼らはボーイ隊、カブ隊、ビーバー隊で、地域の清掃や募金などの奉仕活動に慣れていて、

だから、そうした活動の主体になることに、なんら抵抗や萎縮を感じない青年に育っているんですね。


しかも、進行してくれた宮代第1団の須藤君を筆頭にみんな、

自分の意見は発表する、他人の意見は否定しない、

発言に制約を加えず自由な発想を広げながらも、現実の活動として落とし込む目的は忘れない、

和気あいあいとしながらも、素晴らしく充実したディスカッションでした。


ベンチャースカウトともなると、こんなことができるんですね!

社会人だって、できない人がどんなに多いことか…


次回活動は8/16(日)13時~16時、

場所は同じく春日部中央公民館、服装自由です。


前回来れなかったスカウトも集まって、より濃い活動ができることを期待しています!



文責:岡井


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