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執筆者の写真カブ隊

かがやけ!カブデミー賞

本日9月26日。とうとうやってきました!演劇発表の本番当日です。

この日の為にそれぞれが頑張って準備した衣装や小道具を大事そうに抱え、子ども達が各組のサイトに集まってきました。

心なしかいつもより緊張した面持ち・・・かしら?

やる気満々!気持ちが高ぶっている子も(笑)


午前中は今までどおり各組に分かれて、入念にリハーサルを行いました。

始めから終わりまでの一通りを動画に撮り、動きや声の大きさを何度もチェック。

舞台と同じ広さにブルーシートを広げ、本番さながらに練習。

大道具がたくさん、舞台転換をしっかり確認。

セリフは大丈夫?歌は合ってる?

リハーサル風景も様々です。

「どうしたらもっと良くなるか?」を、デンリーダーや副長そして子ども達が一緒になって時間ギリギリまで考えます。


初回のZOOMでの話し合いから今日まで・・・。

どの子の表情も気持ちも本気度が増しています。

子ども達同士の心の距離もグッと近づきました。

練習の回数を重ねるごとに、組の絆がどんどん深まり、デンリーダーや副長と子ども達のお互いの信頼関係が少しずつ確かに築かれてきました。

人の繋がりというのはこうやって出来ていくのだな・・・と改めて実感。

その様子をお手伝い要員として傍らで見ていた私は、感動しきりでした。


さて、組ごとにリハーサルを行っている間に、指導者の皆さんが特設ステージを作ってくださっていましたよ。

ステージ脇には舞台袖と、衣装替えのための更衣室もテントで設置。

舞台袖を左右に移動できるようにステージ裏の通路まで用意されています。

子ども達の舞台上での動きに合わせて考えてくださったようです。

ありがたいことですね。舞台のほうは、もう準備万端です!


そうこうしているうちにあっという間にお昼です。

愛情たっぷりのカブ弁を頬張り、しばしの休息。

ちょっとお疲れ気味の子ども達・・・本番はこれからだけど大丈夫???


そんな不安は、本番が始まるとすぐに消えました。

どの子も真剣な顔つきに・・・。

デンリーダーと副長は、子ども達を信じて舞台に送り出します。

さぁ!頑張っていってらっしゃい!!


当カブ隊は4組に分かれていますので、演目も4つあります。

ここで、各組の演目とあらすじを少しご紹介しますね。


1組 「桃太郎」

ある日、おばあさんが桃の宇宙船をみつけます。

おじいさんが宇宙船のボタンを押してみると、中から双子の赤ん坊が出てきました。

男の子を“ももたろう”、女の子を”ももこ”と名付け育てました。

成長した双子は宇宙警察に憧れ、困っている人を助けるために旅へ出ることに・・・。


2組 「しらかにひめ」

昔々、あるお城に色白でかわいいカニの女の子が生まれ“しらかにひめ”と名付けられました。

病気で死んでしまったお母さんの代わりに、新しいママ猿がやってきました。

ママ猿は毎日、不思議な鏡に「この世で一番美しいのは誰?」と話しかけています。

何年かが過ぎ、いつものようにママ猿が鏡に聞いたところ、鏡は「一番美しいのは“しらかにひめ”です」と答えてしまい・・・。


3組 「カブ弁ころりん」

おじいさんが、転がったカブ弁の梅干しおにぎりとゆで卵を追いかけて落ちた穴の先は、なんとネズミの国でした。

ゆっくりして、帰りにもらったお土産には、チャレンジ章のワッペンがたくさん。

その様子を見ていた隣のおじいさんもチャレンジ章のワッペンが欲しくなりました。

梅干し無しのおにぎりと数日経ったゆで卵を無理やり穴に放り込み、ねずみの国へ・・・。


4組 「全カブ隊が泣いた!!O MU SU BI 」

昔々あるところに、ブラウンシーという森がありました。

おおかみ、3人のこびと、4組の組長!?怪しい二人組の酔っ払い、おにぎり屋さん・・・様々な住人が暮らしています。

ある日、組長が遊びに来ていたこびとの家に、酔っ払いが訪ねてきます。

酔っ払いを招き入れてしまったこびと達、まんまと眠り薬で眠らされてしまい、組長が誘拐されて・・・。


この続きは、ぜひ♪デンリーダーや子ども達に結末を教えてもらってくださいね。

どの組も「めでたしめでたし」なユニークで楽しいお話でしたよ。


どの子も緊張を乗り越えて、その子らしくしっかり演じきりました。

みんな、もう底なしのポテンシャルの持ち主ですね。


演じ終わった後の子ども達、やり遂げた満足感と安心感でしょうか・・・誇らしげでとても素敵な表情をしていましたよ。

今朝とは違う顔。また少し成長した顔です。


さて、カブデミー賞ですから、もちろん表彰があります。

今回の活動のメイン担当M副長が、まとめてくださった講評と一緒に、ご紹介しますね。

ちなみに・・・この講評と受賞内容は、全ての演目が終わった後のほんのわずかな時間に、M副長が各組のデンリーダーと副長にインタビューを行い、表彰式までにまとめてくださったものです。

インタビュー中、どの組のデンリーダーも子ども達をとても褒めていました。

せっかくなので、その取材内容も併せてお伝えします。


1組:企画賞

「スカウトだけで考え、全部自分たちで作り上げた」

◎デンリーダーへの取材

 スカウト達は本番に強かった。

 衣装と小道具は全て自分たちで考えて作り上げた。

 お休みがいて全員揃うことがなかなかなかったが、みんな家で練習頑張った。


2組:チームワーク賞

「発表時におけるステージの準備から発表後の後片付けまですべてスカウト自身で行った。デンリーダーは完全ノータッチだった」

◎デンリーダーへの取材

 劇中デンリーダーは一切フォローしていない。

 全部自分たちでやった。

 スカウト達にすべてを任せた。

 スカウト達は失敗したところがあれば自ら改善するようになった。

 組長と次長のスカウトへのフォローがすばらしかった。


3組:物語アレンジ賞

「スカウト自身で考えたストーリーの発想力が素晴らしい。場面展開がとても面白かった」

◎デンリーダーへの取材

 みんなでアイデアを出し合った。

 スカウト自身で声掛けをして協力し合った。

 小物、衣装も自分たちだけでアイデアを出して作った。

 セリフ覚えを一生懸命やった


4組:主演演技賞

「スカウトの演技力がすばらしかった。楽しい演技で笑いを誘っていた」

◎デンリーダーへの取材

 スカウト自身でアドリブを入れてきた。

 ストーリーが面白い。

 衣装がきれい。

 演技力がすばらしい。

                 (※M副長取材内容の提供ありがとうございました)


そして!そして!・・・気になる最優秀賞は???

子ども達の投票で決まりました。

全36票中12票を獲得し、2組が最優秀賞を受賞しました。

2組の子ども達、ぴょんぴょん跳ねて大喜び。

デンリーダーの目には涙が。

賞品として、カブのトロフィーが授与されました(笑)

中身はみんな大好きお菓子の詰め合わせ。

後日談として、持ち帰ったカブはお味噌汁にして食べたそうですよ。


投票結果をみると、どの組も僅差だったとのこと。

どの組も本当に面白くて楽しくて、甲乙つけがたい内容でしたね。

子ども達もどの組に投票するかきっと迷ったことでしょう。


みんなよく頑張ったね!お疲れさま♪

今回の活動に携わって下さった指導者の皆様や保護者の皆様もお疲れさまでした。

素敵な時間をありがとうございました。


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